更新日:

2026/10/9 06:56

Claude Code未経験だった全部門5名が、4時間の研修から1ヶ月後も毎日使い続けている事例

チームが自走するために、まず情報管理の土台を整えた研修。

チームが自走するために、まず情報管理の土台を整えた研修。

触り始めて1週間、使い方の型がまだなかった

一般社団法人hoistle様は、チームスポーツのイベント予約プラットフォーム「ホイッスル」を運営しています。バスケやバレー、バドミントンなど、誰もが気軽にチームスポーツを楽しめる場をつくる事業です。

研修を依頼いただいた時点で、Claude Codeを使っていたのはエンジニアだけでした。

  • チャット版のClaudeしか使ったことがなかった:エンジニア以外のメンバーが触れていたのは、チャット版だけでした

  • 全部門から5名が参加した:営業・マーケティング・バックオフィス・イベント運営など、担当業務の異なるメンバーが集まりました。使い方も到達度も揃っていません

  • セットアップだけ事前に済ませた:研修の時間を土台づくりに使うため、インストールは各自に前もってお願いしました。一番長く触っていた方でも1週間ほどです

Claude Codeを触ってみた方からは、当日いくつも質問が出ました。「勝手に生成されるファイルが増え続けるが、これは必要なのか」「ルールを書くファイル(CLAUDE.md)を作りたいが、どこにあるのか分からない」「自分たちに合ったフォルダ構成の正解が分からない」。

インストールの次の段階で、多くの人が同じところで止まります。

「チームが自走できるようにしたい」というオーダーから設計した

下田様からのご要望は「チームが自走してAIを活用できる状態にしたい」でした。そのために、フォルダの管理方法とデータの共有方法を整えることにしました。

AIに読ませるためのフォルダ設計は、ほとんどの人にとって初めての作業です。業務に合った構成を決め、日々のファイル保存・共有に使います。

研修前のチームの状態と、そこから立てた方針

研修前の情報管理の状態

  • Googleドライブの整理が追いつかず、雑多なファイルが混在していました

  • 部署ごとのフォルダの切り方が揃っておらず、どこに何があるか分からない状態でした

  • 経理データがバクラクとFreeeに分散していました

この状態から、3つの設計方針を立てました

  • 操作の練習に時間を使わない:セットアップは事前に済ませてもらい、研修時間はすべて土台づくりに充てる

  • 自社の実業務をそのまま題材にする:架空の例題ではなく、いま扱っているフォルダとファイルを開いて議論する

  • 全部門を同じ場に集める:部門ごとに分けず、横断で情報管理のルールを決める

Claude Codeで最初に押さえる4つのうち、2つに絞った

GOROのClaude Code研修では、使い始めるときに押さえることを4つに整理しています。

  1. フォルダを決める

  2. ルールをファイルに書く

  3. 外部のアプリとつなぐ

  4. 手順をスキルにする

ホイッスル様の研修では、このうち最初の2つだけに時間を使いました。

Claude Code研修 4つのアプローチ

フォルダを決めることが、そのままAIに読ませる準備になる

Claude Codeは、起動したフォルダの中だけを読み書きします。「この仕事はこのフォルダ」と決めることが、そのまま扱う情報の範囲を決めることになります。

参加者が挙げていた「ファイルが増え続ける」「どこに何があるか分からない」も、突き詰めれば置き場所が決まっていないことが原因でした。操作を覚えても、この問題は解けません。

全部門が同じ場で、自社のフォルダ構成を決めた

研修の後半は、参加者が自分の業務を整理しながら、自動化の仕組みづくりに取り組みました。

ClaudeCodeフォルダ整理

部署ごとの業務を、1つずつ確認した

  • 経理:領収書を回収してドライブに一時保存し、会計ソフトに貼り付ける作業がありました。

  • 営業:取引先ごとにフォルダを分けて管理していました。

こうした実際の業務を確認しながら、どの単位でフォルダを切るかを決めていきました。

決めた方針

  • クラウドは成果物、作業はローカル:完成したものをクラウドに置き、途中経過はローカルに置きます。作業用ファイルがクラウドに増え続けると、元の散らかった状態に戻ります

  • ルールを書くファイルは短く保つ:CLAUDE.mdは長くするほど毎回の読み込み量が増えます。憲法のように最小限にとどめます

1ヶ月後:Claude Codeを中心にした仕事の仕方に変わっていた

研修から1ヶ月後の取材で、西尾様はAIを使うようになってからの仕事の変化を振り返りました。

ホイッスル 西尾 果奈様

参加者は部署も担当業務もバラバラでした。その5名が、全員毎日使っています。

人が整理し続ける負担を減らした

研修当日に西尾様が抱えていた、ファイルが増えて整理しきれないという悩みは、おおむね解消していました。散らかったときは自分たちで管理しようとせず、Claude Codeに点検と整理を依頼するようになったためです。

営業は、商談後のメール作成まで自動化していた

伊藤様の営業業務では、商談の議事録をもとに、お礼のメールを作成する作業を自動化しています。

ホイッスル 伊藤 大智様

1人の工夫を全体に配れる仕組みにした

中でも、代表の下田様は自ら先頭に立って手を動かしています。研修前からメンバーと一緒に触っていたClaude Codeで、1ヶ月後には独自の仕組みをいくつも作っていました。

  • セッションが長くなると引き継ぎ書を自動で作ってリセットする仕組み

  • フォルダ構成を含めた環境全体をそのまま他の人に渡せる仕組み

他のメンバーは、それらを自分の環境に移して使っています。

土台が揃っていなければ、1人が良い方法を見つけても他の人に渡せません。全員が同じ構造で作業しているから、工夫がそのまま共有できます。

同じミスを繰り返さない仕組みも整えた

過去の失敗や意思決定の背景を記録して同じミスを繰り返さないようにする「台帳」の仕組みも、下田様の発案でした。社内にはAIの定例ミーティングも置かれ、活用の度合いを測るテストを自分たちで作っています。

判断の記録が、新入社員の業務理解にも役立つ

意思決定の経緯や判断基準が記録に残るため、新入社員も過去のやり取りを確認しながら業務を理解できます。担当者が変わる際も、記録をもとに引き継げます。

ホイッスル 代表 / 下田 陽志郎様

Claude Code研修の成果

参加者の変化

  • 部署の異なる参加者5名全員が、1ヶ月後も毎日Claude Codeを使っています

  • 研修当日に挙がっていた「ファイルが増え続ける」「フォルダ構成の正解が分からない」は解消しました

  • 営業では、商談後のお礼メール作成までが自動で進む状態になりました

組織の変化

  • 社内にAIの定例ミーティングが発足しました

  • 活用の度合いを測るテストを自分たちで作り、チーム全体の習熟度を確認しています

  • 1人が作った仕組みを、他のメンバーが自分の環境に移して使う流れができました

  • 意思決定の背景を記録する取り組みが始まり、引き継ぎや共有がしやすくなりました

Claude Code研修を検討している方へ

この研修は、ホイッスル様の部門構成と扱う情報に合わせてゼロから設計しました。操作の練習に時間を使わず、参加者が実際に詰まっていた「フォルダの切り方とルールの書き方」に絞りました。

GOROのClaude Code研修は、参加者の職種・業務・チーム体制をヒアリングしたうえでプログラムを設計します。代表が全案件に参加し、参加者の横で一緒に手を動かします。

まだ具体的なイメージが固まっていない段階でも大丈夫です。気軽に相談してください。

クライアントからのコメント

研修を受けて、意思決定や失敗など、アウトプットが出るまでのプロセスが体系的に情報として保存され、その情報を活用しながら仕事を進められる体制になりました。ベースが整っているからこそ、社員ひとりの工夫やアイデアもすぐに組織全体へ共有でき、組織全体の生産性向上に繋がっています。

事業フェーズや外部要因などでAI活用が進んでいない企業、人によってAI活用の度合いに差があり、組織全体としての最低水準を引き上げたい企業には、短期間で整える大チャンスだと思います!

一般社団法人hoistle

代表 / 下田 陽志郎様

研修前は、AIを聞けば答えてくれるツールとして使い、毎回指示をし、使うたびに前提を説明し直していました。研修後は、判断の基準や過去のやり取りが残るようになり、AIがその流れを踏まえて動くようになりました。

日々の判断や経験が個人の頭の中にとどまっている組織に向いていると思います。組織の規模を問わず、効果が出ると思います。

一般社団法人hoistle

セールス / 伊藤 大智様

AIは「要約」「文章作成」「関数作成の補助」「壁打ち相手」に使うもの、というイメージでした。答えは出してくれるが、結局手を動かすのは自分。いま振り返ると、AIを過小評価していたと思います。 研修後は、作業そのものより「何を任せるか」「どこで人が判断するか」を考える時間が増え、ぶつかる壁の種類が変わったと感じています。 Claude Codeの導入を検討している組織にはもちろんおすすめです。加えて、すでに使っている組織にも、「自分たちの活用度はいま何点なのか」を知るきっかけとして研修を受ける価値があると思います!

一般社団法人hoistle

運営 / 西尾 果奈様

クレジット

旭俊成(GORO 代表)、高杉優作(ディレクター)

Share on

We

Are Hiring!

Create Services Together.

Create Services

Together.

Join

GOROでは一緒にサービスを作る仲間を募集しています。

View More

Works

制作実績

実績インタビューPartnerお知らせ
会社概要コラム
実績インタビューPartnerお知らせ会社概要コラム
プライバシーポリシー

© 2021 GORO, Inc. All Right Reserved.