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BtoB LPの作り方|成果につながる構成と事例・費用の目安

BtoB LPの作り方|成果につながる構成と事例・費用の目安

ナレッジ

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    新規事業立ち上げ

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    サービス改善・グロース

更新日

2026/10/11

新サービスの立ち上げや展示会に向けて、BtoBのLPを作ることになったものの、何を載せればよいか、社内で作るか外部に頼むかで迷っていませんか。BtoBのLPは、誰のどんな悩みに答えるかを絞り、集客と公開後の改善までセットで設計すると成果につながります。この記事では、GOROの制作事例をもとに、BtoCのLPとの違いや基本の構成から、作る手順、期間と費用の目安までを解説します。

この記事について

編集部

BtoBのLPとは|BtoCのLPとの3つの違い

LP(ランディングページ)は、1つのページで、問い合わせや資料ダウンロードなどの1つの行動に導くためのページです。BtoBのLPは、個人向け(BtoC)のLPと比べて、次の3つの点が異なります。

BtoBのLP

BtoCのLP

決める人

担当者が情報を集め、上司や役員を含む複数の人で決める

読んだ本人が決めることが多い

検討期間

比較や社内の確認を経るため、数週間から数か月かかることもある

短く、訪れた当日に申し込むこともある

判断の材料

費用対効果、導入事例、料金など、社内で説明できる材料

共感や印象など、感情に訴える要素の比重が大きい

決める人が複数いる

BtoBのLPを読むのは、多くの場合、情報を集める担当者です。担当者は、読んだ内容を上司や役員に説明し、社内の合意を得てから問い合わせや導入に進みます。導入のメリットや費用、導入までの流れが1ページで分かれば、担当者は社内の説明にも使えます。

検討期間が長い

BtoBの商材は、比較や社内の確認に時間がかかるため、1回の訪問で問い合わせに至るとは限りません。すぐには問い合わせない人とも接点を持てるよう、資料ダウンロードのように気軽に申し込める行動を用意しておきましょう。検討が進んだときに、相談先として思い出してもらいやすくなります。

論理的な判断材料が要る

社内で説明するには、なんとなく良さそうという印象ではなく、費用に見合う効果があるかを示す材料が必要です。導入事例、料金、導入の流れ、よくある質問を載せ、担当者が上司から聞かれそうな疑問に先回りして答えておくことが大切です。

BtoBのLPとサービスサイトの使い分け

1つの行動に導くLPに対して、サービスサイトは、機能や導入事例、料金などを複数のページで紹介するサイトです。GOROでは、事業の段階に合わせて使い分けることを提案しています。

LPが向く段階

サービスサイトが向く段階

事業の状況

小規模な事業や、サービスの立ち上げ期

サービスが成長し、顧客の種類や選ばれる理由が増えた時期

載せる内容

価値をシンプルに伝える1ページ

導入事例・機能・料金などを、顧客に合わせて詳しく

立ち上げ期に、導入事例や機能紹介の充実したサイトを無理に作ると、実績やコンテンツのない、ハリボテのようなサイトになりがちです。まずは価値が分かりやすいLPで始め、サービスの成長に合わせてサイトを広げていく進め方が現実的です。

BtoBのLPが外部に頼まれる場面

BtoBのLPは、目的によって作り方が変わります。日常的に運用する広告のLPを、1本だけ外部の制作会社に頼むケースは多くありません。外部に相談が来るのは、成果を上げたい大事な施策のLPです。

場面

LPの目的

作り方の傾向

展示会・イベント

イベントの予約や来場を増やす

回ごとに成果を求められる施策のため、予算をつけて外部に頼むことが多い

新サービスの立ち上げ

サービスの価値を伝え、最初の顧客を得る

顧客の印象や認知に関わるため、外部の専門家に頼むことがある

日常の広告運用

広告からの問い合わせを増やす

社内で作り、改善を回すことが多い。改善しやすい型のLPだけを外部に頼むケースもある

日常の広告のLPは社内で、大事な施策のLPは外部の力も借りて作る、という使い分けが一般的です。GOROでも、取引のある会社から大型サイトの制作とあわせて広告のLPを頼まれることや、社内でLPの運用と改善を回すための型を作ることがあります。

成果につながるBtoBのLPの基本構成

BtoBのLPは、上から順に読み進めると、問い合わせや資料ダウンロードを判断できる流れで組み立てます。GOROでは構成を考える前に、顧客、提供価値、自社の独自性、選ばれる理由、料金、ビジネスフローを整理します。基本の構成は次のとおりです。

順番

セクション

伝えること

1

ファーストビュー

誰の、どんな悩みに応えるサービスかを一目で伝える

2

課題

読み手が抱えている悩みや不安

3

解決策・サービスの特徴

悩みをどう解決するか

4

選ばれる理由・導入のメリット

ほかの手段ではなく、自社のサービスを選ぶ理由

5

導入事例

同じ悩みを持つ会社が、どう変わったか

6

料金・導入の流れ

費用と、導入までの手順

7

よくある質問

検討の途中で出てくる疑問

8

問い合わせ・資料ダウンロード

次にとってほしい行動

ただし、型どおりに並べるだけでは成果につながりません。GOROが特に大事にしている点は、次の3つです。

誰の、どの悩みに答えるかを決める

まず、顧客から出てくる悩みを並べて、インサイト(顧客自身も言葉にしていない本音)の仮説を洗い出します。確度の高い仮説から優先順位をつけ、インサイト→訴求→コピーの順で考えていきます。

建設業界向けの新サービス「施工BIMビルダー」のサービスサイトでは、代表へのヒアリングで業務フローを整理しました。ターゲットとなる担当者の業務上の悩みや不安から、インサイトと訴求のポイントを洗い出しています。機能の説明ではなく、自分の課題を理解して解決してくれるサービスだと感じてもらえる流れを、ワイヤーフレームの段階で検証しました。

お金を払う理由を伝え切る

コミュニティサービス「TEIDA LAB」のサービスサイトでは、改修の後に有料会員数が2倍以上になりました。一番効いたのは、会員になるメリットをサイトの中でしっかり伝えられたことです。お金を払う理由が分かりやすく伝わり、会員への転換につながりました。

載せる情報を絞る

事業が伸びて関係者が増えると、立場ごとに訴求したいことや載せたい情報が増えていきます。取捨選択ができないまま情報を詰め込むと、読み手はかえって混乱し、伝えたいことが届かない一方通行のページになります。

TEIDA LABでも、ワイヤーフレームの段階で伝えるべきことと不要なことを整理し、コンテンツの量を2割ほど削りました。読み手が何を知りたくて訪れるのかを先に決めて、構成と導線に落とし込むことが大切です。

関連記事:BtoBサイトのデザインのポイント|成果につながる構成と事例5選

フォームと資料ダウンロードの考え方

フォームの項目は、送信の手間を減らすために最低限にすることをおすすめしています。公開した後に、リードの質や商談への転換率が低ければ、項目を増やして調整します。

  • 項目の数だけでなく、画面の数(ステップ式にするかどうか)もあわせて考える

  • 送信すると何が得られるのか、ユーザーにとっての利点を言葉で伝える

  • 資料ダウンロードのフォームも、同じ考え方で設計する

実際に運用してみると、個人や競合他社からの問い合わせ・ダウンロードが多く集まることもあります。運営する側にとっては、送信の数を増やすよりも、対象外の送信を防ぐ仕様のフォームを入れる方が助かるケースも少なくありません。

BtoBのLPを作る手順と期間・費用の目安

GOROがBtoBのLPを1枚作る場合の手順は、次のとおりです。

  1. サービス概要の整理:顧客、提供価値、自社の独自性、選ばれる理由、料金、ビジネスフローなど

  2. LPの構成:どんな流れで説明するか

  3. 原稿の検討:事業を深く理解している事業者様に、主体となって決めていただくことが多い

  4. ワイヤーフレームの制作:レイアウトを絵で見える形にして具体化する

  5. デザインの方向性:どんな雰囲気のページにするか、軸を決める

  6. デザインの制作:ワイヤーフレームに、決めた方向性のデザインを当てていく

  7. Studioでの構築:スマホやタブレットでの表示(レスポンシブ)も含む

  8. SEOの設定:見出しのタグ、画像の代替テキスト、説明文

  9. テスト

  10. サイトの設定:ドメインの接続、Google アナリティクスの設定

  11. 公開

項目

目安

期間

サービスの整理から進める場合は2〜3か月。構成と原稿が決まっている場合や、既存のLPの改善、テンプレートを使った設計なら、1か月ほど早く進められる

費用

40万円〜(税抜・CMSなし)。サービスの整理から一緒に進める場合は60万〜120万円ほど

費用は、ページの長さ、ビジュアルの難しさ、GOROがどの工程から入るかで変わります。サービス概要の整理から一緒に進めるのか、決まった原稿をもとに構築を中心に進めるのかで、工数が大きく異なるためです。なお、システム開発会社mofmofの広告LPでは、レスポンシブ対応とSEOの設定を含めて、構築を2週間で終えました。

料金は、ページ数をもとにした目安です。CMSの設計や外部ツールとの連携、戦略の検討から関わる場合は、範囲に応じて金額が変わります。撮影・取材・原稿・動画は別途お見積もりです(税抜・2026年10月時点)。

公開後に成果を出すための集客と改善

LPは公開して終わりではありません。BtoBのLPでよくある失敗は、公開した後に起きます。

集客の方法を公開前に決める

スタートアップや新規事業でよくあるのが、LPを公開したのに人が来ないという問題です。LPがあるだけでは、訪れる人は増えません。リリースの直後はサービスの認知も低く、サービス名での検索もほとんどないからです。

どこで告知し、どこから人を連れてくるかは、公開前にセットで決めておきましょう。既存の事業や、メールマガジン・自社メディアなどの告知手段があれば、どう活用するかもあわせて考えます。

成果の測り方を決めておく

マーケティングの担当者は、LPを公開できたことと、広告を始めた後の成果を、マーケティング部長や役員に報告することが多いです。見られる数字は、LPの目的によって変わります。

  • 展示会・イベントのLP:予約数、来場数

  • サービスのLP:問い合わせ数、アプリのダウンロード数

  • 広告のLP:広告のクリック率、問い合わせや資料ダウンロードの獲得単価

注意したいのは、公開前と比べる数字がないと、LPの成果を検証しにくい点です。結果は商材や告知の手段にも左右されます。GOROでは、数字の見方で誤解が生まれないよう、検証の前提も共有しながら支援しています。

訴求を変えて検証する

mofmofのサービスサイトでは、広告を運用する流れでABテストを行いました。ターゲットに近い人をインタビューで募って直接ヒアリングし、インサイトの仮説を洗い出したうえで、キャッチコピーを変えて比べています。訴求によって、広告のクリック率や、ヒートマップツールで測ったスクロール率に差が出ました。

社内で直せる仕組みにする

mofmofの広告LPでは、広告のキーワードとLPのメッセージを一致させる方針を立て、ターゲットに合わせて複製・改善しやすいStudioで構築しました。広告運用チームにStudioの使い方をレクチャーし、マーケターとデザイナーが中心となってLPを素早く複製・改善できる体制を作っています。

LPを直すたびにエンジニアに依頼する体制では、検証の回数を増やせません。社内で直せる仕組みを作ることが、公開後の改善を続ける前提になります。

関連記事:BtoBサイト改善の進め方|最初の2週間の手順と効果が出た施策

BtoBのLPの事例

GOROが制作したBtoBのLPとサービスサイトの事例を紹介します。

事例

目的

やったこと

結果

mofmof(システム開発)の広告LP

Web広告が、開発案件の新しいリードの入口になるかを検証する

広告のキーワードとメッセージをそろえ、Studioで2週間で構築。社内で複製・改善できる体制を作った

6か月で一定数の資料ダウンロードと問い合わせを獲得。クリック率は大幅に改善し、獲得単価も抑えた水準で着地

施工BIMビルダー(建設業界向けの新サービス)

専門性の高い新サービスの価値を、初めて知る人にも分かりやすく伝える

業務フローを整理し、担当者のインサイトから訴求とコピーを決め、共感を軸にしたストーリーを設計

事業戦略に合わせたサービスの展開方針を具体化し、リリースした

TEIDA LAB(コミュニティサービス)

有料会員を増やす

利用を始めた動機をヒアリングして訴求の軸をそろえ、コンテンツを2割削り、会員になるメリットを伝え切った

改修の後、有料会員数が2倍以上に

mofmofの例では、資料ダウンロードの後に契約までつなげるには、LPのさらなる改善や、メールや事例を使ったナーチャリングが必要だと分かりました。LPだけで完結させず、獲得した後の流れまで設計しておくと、成果を契約につなげやすくなります。

各事例の詳細は、mofmofの広告LPの事例、施工BIMビルダーの事例、TEIDA LABの事例をご覧ください。業種を問わずLPのデザインを比べたい場合は、StudioのLP事例集も参考になります。

StudioでBtoBのLPを作る利点と向かない場面

GOROは、BtoBのLPの多くをノーコードツールのStudioで構築しています。

利点:エンジニアがいなくても、すぐに直せる

文字の変更や画像の差し替え、ページのタイトルや説明文の設定まで、画面を見ながら操作できます。エンジニアとのやりとりが要らないため、公開までが速いのも利点です。1文字の変更に2週間かかっていた会社で、同じ変更が1時間でできるようになった例もあります。

向かない場面:AIを中心に構築したい場合

Claude CodeやCodexなど、AIを中心にサイトを構築したい場合は、Studioは向きません。Studioは、ノーコードで、人が目で見ながら分かりやすく構築することに特化したツールだからです。

AIで構築する場合と比べると、作業の速さで劣る部分もあります。一方で、セキュリティはStudio社が担保しており、HTMLやCSSの知識が必要なWordPressなどと比べれば、早く実装できるのが強みです。Studio社もStudioアシスタントやStudio DropといったAIを活用した機能を出しているため、今後の開発状況によって変わる可能性があります。

よくある質問

Q. LPとサービスサイトは、どちらを先に作るべきですか?

サービスの立ち上げ期なら、LPから始めることをおすすめします。導入事例や機能の紹介が少ないうちは、価値をシンプルに伝えるLPの方が伝わります。顧客の種類や選ばれる理由が増えてきたら、サービスサイトに広げましょう。

Q. 広告のLPも、外部に頼んだ方がよいですか?

日常的に運用する広告のLPは、社内で作って改善を回す方が、検証を速く進められます。外部に頼むなら、社内で複製・改善しやすい型のLPを作ってもらう方法があります。

Q. LPの成果は、何で判断すればよいですか?

LPの目的に合わせて決めます。イベントなら予約数や来場数、サービスなら問い合わせ数を見ます。公開前の数字と比べられるよう、計測の準備は公開前に済ませておくのがおすすめです。

まとめ

  • LPは1つの行動に導くページ。立ち上げ期はLPで始め、成長したらサービスサイトに広げる

  • 外部に頼むのは、展示会・イベント・新サービスの立ち上げなど、大事な施策のLPが多い

  • 誰のどの悩みに答えるかを決め、お金を払う理由を伝え切り、載せる情報を絞る

  • フォームの項目は最低限から始め、リードの質を見て調整する

  • 費用は40万円〜(税抜・CMSなし)。サービスの整理から進める場合は60万〜120万円ほど、期間は2〜3か月が目安

  • 集客の方法と成果の測り方を公開前に決め、公開後も社内で改善を続ける

BtoBのLPを、サービスの整理から一緒に作りたい場合は、GOROの「BtoBサイト制作支援」でご相談いただけます。展示会やイベントのLPは、「イベントサイト制作支援」をご覧ください。

本記事では、BtoBのLPの作り方を、GOROの制作事例とあわせて解説しました。BtoBのLPは、決める人が複数いて検討期間も長いため、社内で説明できる材料を1ページにそろえることが大切です。誰のどの悩みに答えるかを絞り、集客と公開後の改善までセットで設計しましょう。

この記事について

編集部

記事を書いた人

  • 旭 俊成

    株式会社GORO 代表取締役

    UI/UXデザイン会社での実務を経て、スタートアップの1人目デザイナーとして、プロダクト開発からマーケティングまでを担当しました。2021年に株式会社GOROを設立し、Webサイト制作・UIUX設計・AI活用の3領域で企業を支援しています。BtoBのコーポレートサイトやオウンドメディアを立ち上げから公開後の改善まで手がけ、自社のコラムの運営も担っています。STUDIO・Framer公式エキスパート。Claude Codeの法人研修も提供しています。

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