Studio制作代行の流れ①:制作会社への問い合わせここでのポイントは、Studio Experts(スタジオエキスパート)に加盟している制作会社やフリーランスを選ぶことです。Studio Expertsとは、Studio社の厳正な審査を通過した制作会社やフリーランスのことを指し、「一定以上の品質でサイト制作ができる実力」が認められています。Studio Expertsに加盟している制作会社や個人を選ぶことで、高品質なWebサイト制作を期待できます。公式サイトのコンサルタント相談フォームから依頼をすると、最適な制作会社を無料で1~3社紹介してもらえます。プロの視点で選ばれるため、ご希望に沿った制作会社とスムーズにマッチングできるでしょう。相談フォームの「プロジェクトの詳細を教えてください。」には、以下の内容を記入することがおすすめです。プロジェクトのゴール:「商品の購入促進」「問い合わせ数増加」相談背景:情報が視覚的に整理され、ユーザーにとって分かりやすいデザインのサイトにしたい 各サービスページ、会員登録、資料請求への導線を強化し、コンバージョン率を向上させたい デザインが崩れにくく、運用コストを抑えられるサイトを構築したいサイト上でやりたいこと:CMSを活用して、ノーコードでブログを運営したい 多言語サイトを運営したい参考サイトや競合サイトのリンク今後の展開:「CMSを活用してブログ記事を追加予定」「デザインを紙媒体にも展開したい」求める実績や知見:「SEO対策に強い」「BtoB向けサイト制作経験が豊富」優先順位:デザインクオリティ、納期、予算のどれを重視するかStudio制作代行の流れ②:制作会社との商談制作会社との初回打ち合わせを行います。GOROが対応した顧客の多くは、2〜3社を比較検討していました。選ぶ際は、価格だけでなく、デザイン力やコミュニケーションのスムーズさ、過去の実績などを総合的に比較することが重要です。GOROの初回打ち合わせでは、以下の内容をヒアリングします。サイト制作の目的とターゲットサイトの使い方(例:広告運用の飛び先やメルマガのリンク先として)サービスや商品の概要(LPの場合)または会社の事業概要(HPの場合)Studioを検討している理由外部パートナーを検討している理由プロジェクト体制(プロジェクトに参加するメンバーの役割)リリース目標(制作期間)プロジェクトのトレードオフ(品質、期日、予算)おすすめの制作会社の特徴:ページ数の相談に乗ってくれる価格は主にページ数によって変動するため、ページ数が少ないほどコストを抑えられ、管理も容易になります。そのため、無駄を省きつつ、理想のサイトを構築できる制作会社を選ぶことが重要です。特に、Studioの動的ページやCMSの活用に精通し、情報設計に優れた制作会社であれば、最適なページ構成を提案してくれるでしょう。Studio制作代行の流れ③:ワイヤーフレームの制作デザイン作業に入る前に、まずはワイヤーフレームを制作します。サイトの要件や原稿をもとに、ページ同士のつながりや導線を整理し、情報の優先順位を明確にするなど、サイト全体の構成をすり合わせます。Studio制作代行の流れ④:デザイン制作ワイヤーフレームを用いてサイト構成のすり合わせが終わったら、デザイン制作に進みます。GOROでは、まずデザインの方向性を固めるため、どのような印象や雰囲気にしたいかを検討します。「親しみやすい雰囲気」や「ビジネスライクな印象」など、複数のパターンを用意し、クライアントと細かく認識をすり合わせます。このプロセスを丁寧に行うことで、デザインの方向性のズレを未然に防ぐことができます。その後、一部のページや要素にデザインを適用し、クライアントに確認してもらい次第、全ページに反映させます。おすすめの制作会社の特徴:複数パターンの提案をしてくれる複数のデザインパターンを提案してくれる制作会社を選ぶことをおすすめします。選択肢があることで、希望に合ったWebサイトを構築できます。また、余計な手戻りを防げるため、制作が効率よく進み、納期内の完成も実現しやすくなります。Studio制作代行の流れ⑤:アカウントとドメインの準備Studioを利用してWebサイトを作成する際、依頼者は一般的に以下の手順を踏みます。Studioアカウントの開設まず、Studioの公式サイトでアカウントを作成します。アカウント登録には、メールアドレスとパスワード、またはFacebook/Googleアカウントを使用できます。プロジェクトの作成とパートナー招待アカウント作成後、依頼者は新しいプロジェクトを作成し、制作会社のパートナーを招待します。これにより、共同編集やプロジェクト管理が可能になります。プランの選択始めは無料プランで始めることができ、有料プランを希望する場合は公開時に変更できます。有料プランでは、独自ドメインの使用や外部アプリとの連携が可能になります。Studioの料金プランについての詳細はこちらドメインの取得新規にWebサイトを作成する場合、独自ドメインの取得が必要です。ただし、サーバーのレンタルは不要です。おすすめの制作会社の特徴:ドメイン関連の対応もやってくれるドメイン関連の作業を代行してくれる制作会社を選ぶことをおすすめします。ドメイン関連の作業は、経験が少ない方やITに苦手意識のある方にとって非常に時間がかかることがあります。そのため、専門家に依頼することで、時間と労力を節約することができます。また、何か問題が発生した際に相談できる専門家がいることで、状況の把握や対応も迅速に行える安心感が得られます。GOROにご依頼いただければ、専門知識を持つメンバーがしっかりとサポートいたしますので、安心してお任せください。Studio制作代行の流れ⑥:ノーコード実装作成したデザインを基に、StudioでWebサイトを構築します。実装が完了したら、依頼者はプレビュー機能を使って、実際のブラウザやデバイスで確認することができます。プレビューに問題がなければ、次のステップとしてドメイン接続と公開へ進みます。おすすめの制作会社の特徴:レスポンシブ対応済みのプレビューを共有してくれるStudioでWebサイト制作を依頼する際には、公開前にテストサイトをWeb上で確認できる制作会社がおすすめです。データファイルのみの共有で済ませてしまう制作会社もありますが、ユーザーと同じ条件下のブラウザで動作やデザインを確認できると安心です。GOROでは、レスポンシブ対応(PC版/モバイル版の切り替え)が完了した状態で、動作確認ができるプレビューを共有します。もし不具合や修正点が発生した場合でも、迅速に対応し、安心してサイトを公開できる体制を整えています。Studio制作代行の流れ⑦:運用レクチャーサイト公開後も自社でスムーズに運用できるよう、多くのStudio制作代行では運用レクチャーを提供しています。一般的なレクチャー内容は以下の通りです。基本操作:テキストや画像の変更、ページの追加方法コンテンツ管理:CMS機能を活用したブログ記事やお知らせの更新方法SEO設定:タイトルタグ、meta description、alt属性の最適化GOROでも、運用レクチャー(追加料金なし)を実施しています。Studioの制作代行の流れに関するよくある質問よくある質問をご紹介します。Studio制作代行のスケジュール感は?Studioを利用した制作代行のスケジュールは、プロジェクトの進め方や準備状況によって大きく異なります。ここでは、1〜3ページ程度のランディングページを制作する際の目安をご紹介します。構成・ワイヤーフレームから検討を始める場合:約2ヶ月ワイヤーフレームが既に用意されている場合:約1.5ヶ月注意点修正依頼やフィードバックへの対応には十分な時間が必要です。そのため、余裕を持ったスケジュール設定にしておくと安心です。ページ数が多い場合や、高度なアニメーションなどの複雑な機能を追加する場合は、さらに時間がかかる可能性があります。写真やテキストなどの素材が揃っていないと、納期に遅れが生じることがあります。そのため、自社で準備予定の素材は、プロジェクト開始前までに用意しておくことをおすすめします。制作会社にドメインの情報を伝えても大丈夫ですか?多くの制作会社では、秘密保持契約を締結することが一般的です。これにより、ドメインやその他の機密情報が第三者に漏洩するリスクを防ぐことができます。それでも情報漏洩が心配な場合は、制作会社から指示を受けて自社で設定作業を行い、サイトを公開する方法をおすすめします。この方法なら、管理権限を完全に自社で保持しながら、安心してサイトを公開できます。Studioの制作代行における「SEO対策」とは何を指しますか?Studioの制作代行における「SEO対策」とは、Webサイトが検索エンジンで上位表示されやすくなるための設定や施策を指します。Studioでは、基本的なSEO対策がいくつか可能です。制作会社に依頼する際には、以下のSEO対策がされているか、確認しておくことをおすすめします。タイトル最適化各ページのタイトルに検索キーワードを含め、適切な長さ(32文字以内)で設定説明文(meta description)の設定検索結果に表示される説明文を設定。70~120文字程度で、検索意図に合った内容を記載ファビコンの設定ブラウザタブやブックマークに表示されるアイコンを設定OGP画像(カバー画像)の設定SNSでシェアされた際に表示される画像を設定公開範囲の設定ページごとに公開・非公開の設定を行い、不要なページがインデックスされないよう管理Noindex対応検索エンジンにインデックスさせたくないページに「Noindex」を設定構造化データマークアップ検索エンジンがコンテンツを理解しやすくするためのマークアップを追加studioの構造化データの設定方法についてはこちら404ページの制作ユーザーが存在しないページにアクセスした際、適切な案内を行う404ページを作成サイトマップの送信XMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleに送信HTMLタグの最適化見出しタグ(H1, H2など)を用い、HTML構造を最適化画像の代替テキスト(alt属性)の設定画像にalt属性を追加し、検索エンジンやアクセシビリティ対応を強化Google Search Consoleへの登録サイトマップ送信やインデックス状況の確認などが可能なお、ブログ記事で特定キーワードの上位表示を狙う「コンテンツSEO」を行う場合は、Studio CMS機能を活用して継続的なコンテンツ更新が必要です。Studioを用いたブログ事例についてはこちらStudioへのリニューアル後に検索順位が下がることはありますか?Studioへのリニューアル後、検索順位が下がる可能性はゼロではありません。しかし、GOROの過去の実績を見ても、著しく順位が下がったケースはほとんど見受けられません。もし順位が低下した場合、実装時に何らかのミスがあった可能性が考えられます。ですが、適切な対策を講じることで、そのリスクを最小限に抑えることができます。以下では、検索順位が下がる主な原因と、それに対する対策をまとめました。原因リダイレクト設定を行わずにURLを変更し、旧URLの評価が引き継がれない内部リンクを削除したり、サイト構造を大きく変更ページごとのタイトルタグやmeta descriptionが適切に設定されていないリニューアル時にコンテンツを削除・統合しすぎたり、新しいコンテンツの質が低い画像やアニメーションの増加によってサイト表示速度が遅い対策URL変更時には301リダイレクトを設定し、旧URLから新URLへ評価を引き継ぐ内部リンクを適切に配置し、クローラーが効率的に巡回できるようにする各ページごとにタイトルタグやmeta descriptionを適切に設定し、内容と一致させるユーザーのニーズを満たす高品質なコンテンツを維持・追加画像圧縮などを活用して、ページ読み込み速度を最適化Studioでの公開後にやるべき運用・管理のポイントを教えてください。定期的に、サイトの情報を更新することがポイントです。新商品やサービスの情報を追加したり、古い情報を削除・修正することで、ユーザーに正確な情報を提供できます。なお、保守における更新作業については、StudioはWordPressと異なり、SSLが自動で発行・更新されるため、不要です。サイトの情報更新作業が面倒に感じる場合は、制作会社に相談するのも賢明な判断です。GOROでも運用や管理に関するサポートを提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。