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更新日
2026/2/9
Studioはなぜここまで広がったのか?
ノーコードツール黎明期から活用してきた吉村さんと、近年活用を本格化させたGORO代表・旭が語る、Studioの進化・強み・課題とは——。現場での実体験を交えたリアルな対談をお届けします。
この記事について
編集部
旭:2018年当時、デザイナー界隈のSNSではよく見かけましたが、僕はまだ触っていませんでした。ノーコードで、Wixよりも使いやすいサービスが登場したという文脈で話題になっていたかと思います。
吉村:Wixよりもデザインの幅を利かせられて、コーディングが苦手な人でもサクッとサイトを作れるサービスという印象でしたよね。ただ、当時はまだCMS機能もなかったし、SEO的な観点からも信頼できるのかわからず、あくまでも新しく登場したサービスという感じでした。

吉村:僕は、2018年から徐々に触りつつ、本格的に使用するようになったのは2019年です。当時、広告代理店にいてサイト制作の効率化のためにStudioの導入を検討していたのですが、同時期にStudio社の代表・石井さんとお話する機会をいただいて。その少しあとに、CMS機能をはじめとするアップデートがあったこともあり、Studioの活用頻度が上がっていきました。
旭:僕は2021年頃から本格的に使用するようになりました。起業して自社のウェブサイトを制作するのに、Studioを使用しました。ノーコードツールを使うのは初めてでしたが、こんなに簡単に作れるのかと驚きましたね。
吉村:2020年頃からじわじわと広がり始めたように思います。gazでもそうですし、僕個人への依頼でも毎月Studio案件が入ってくるようになりました。2021年にはだいぶ多くの制作会社でStudioを使って制作するようになっていたと思いますし、スタートアップ企業を中心に取り入れる会社が増えていたかと。

旭:制作者側としては、低い学習コストで使用できるのは大きな強みだと感じています。Web制作を始めるのに覚えなきゃいけないことはたくさんあるのですが、Studioならサーバーの設定も不要ですしドメインの接続もそれほど難しくないなど、圧倒的に工程が減ります。新人さんが入社した時も、まずStudioの実装から担当してもらうことで、先輩のデザインを見つつ制作に慣れていくことができるので、ありがたいなと思います。
吉村:納品後に使うお客様にとっても学習コストの低いサイトを提供できるのも良いところですよね。お客様だけでも記事更新をスムーズに行えるCMS機能など、使いやすいと思います。今後、機能が拡充されたらもう少し難しくなるかもしれませんが、その時は制作者側がお客様とよく擦り合わせて機能要件を絞ることで調整すればいいですよね。
それから、アニメーションの機能も強みだと思います。簡単なアニメーションだったらパパッとできるので、お客様と会議中にその場でお見せすることもできます。実際、会議の場でお見せすると「こんな表現もできるんですね!」といった声をいただくこともよくあります。
旭:アニメーション以外にも、ライブプレビューでサイトをお見せしながらその場で修正していけるのもいいですよね。お客様も実際のものに近い状態で見るとわかることもあると思うので、そういう意味でもStudioはサイト制作のスピードを上げてくれるサービスです。

旭:CMS機能がさらにアップデートされたら嬉しいですね。重かったり、ショートコードやユーザー行動に紐づくコンテンツの出しわけがまだできなかったりします。きっといつかアップデートされるだろうとは思うのですが、より使いやすくなるのが楽しみです。
吉村:確かに、いまの機能でも使えますが、シンプルな構成の記事しか作れないですよね。たとえば発言者ごとにプロフィール写真のアイコンを表示させるなど、記事内のボディ部分をもっとカスタマイズできたら、より幅広い提案ができるようになりますね。
旭:そうですね。お客様も、現状のStudioでどこまでできてどこからはできないのかがわからない部分もあると思います。ご提案の段階で、今のStudioのCMSだと何ができるのか、使いやすい設計がどんなものなのかはきちんと説明するようにしています。
吉村:できないことがあるのも事実なので、それをしっかりお伝えするのは大事ですよね。CMSの他にも、表現力の幅がもっと広がったらいいなとも思います。今はまだできる表現に制限があるので、仕様のなかで各デザイナーが工夫している状態です。

▶︎さらに詳しいStudioでできること/できないことはこちら
旭:僕は、事業活動のなかでStudioを使える機会が増えてきた印象があり、この流れが加速していくのではないかと思います。たとえば、LPを作って広告検証に使うとか、コーポレートサイトの制作に使うとか。
吉村:そうですね、ビジネスを加速させるサービスとしての立ち位置は確立されてきましたよね。これまで、コストをかけずに早くサイトを作れるといった点から注目を集めてきました。また、Studio社もJapan IT Weekに出展されていたりとエンタープライズ向けのマーケティングにも力を入れられているので、より多くの企業に使いやすいサービスになっていくことが予想できます。
さらに、最近はもっと表現に凝ったサイトを作りたいという人たちもStudioを使い始めています。クリエイティブの観点からも注目が高まるのではないかと思います。

旭:ちなみに、ノーコードツールは他にも増えていますが、他サービスと比較してStudioはどんな存在になっていくと思いますか。
吉村:他のサービスではたとえば、FramerやFigmaにも注目が集まっていますね。表現力にこだわりたい案件では使用シーンも増えていくと思います。
ただ、Studioも単体でサイトが作れますし、日本製のプロダクトであるという点も、国内においては強みになると思います。サーバーが日本にあり、サポートも日本語で対応できますし、学習コストも低いので、大企業を中心にまだまだStudioを使う場面は減らないように思います。制作側としては、案件特性に合わせてサービスを使い分けられるよう、幅広い知識をつけていく必要がありそうです。
記事を書いた人

旭 俊成
GORO代表取締役 / CEO
UI/UXデザイン会社での実務を経て、スタートアップに参画し、1人目デザイナーとしてプロダクト開発からマーケティングおよびコーポレートコミュニケーションまで、デザイン領域全般を担当。その後、株式会社GOROを設立し、現在は Studio Experts に加盟して、UI/UXデザインならびにデザイン・マーケティング領域にて幅広く活動中。

吉村 優一
ノーコードStudio事業顧問
ノーコードツール「Studio」の黎明期より利用を続け、gazでStudio Experts Platinum認定され、個人ではStudio Experts Proに認定。Cocoda!創業初期にデザイナーとして参画したほか、株式会社gazの業務委託執行役員として150社以上のStudio制作支援に従事。現在はLAMP合同会社を運営し、AI×ノーコード×クリエイティブ領域にて幅広く活動中。
専門家へのインタビューをもとに企画・執筆しました
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